副業を始めて1年。月ごとの売上と失敗をすべて公開する

副業を始めて1年。月ごとの売上と失敗をすべて公開する 実践記録

結論:1年目は「右肩上がり」ではなかった

先に結論を書きます。私の副業1年目は、きれいな右肩上がりではありませんでした。

  • 1か月目の売上は0円
  • 9か月目には前月より売上が落ちた
  • 12か月目に月間売上112万円を記録したが、これは複数の仕事の納品が重なった例外的な月で、毎月続く金額ではない

それでも1年続けて分かったのは、「1つの副業で一気に稼ぐ」のではなく「複数の収入源を少しずつ育てて組み合わせる」ことが、会社員の副業では現実的な進み方だということです。この記事では、月ごとの売上と、その裏で起きていた失敗まで含めて公開します。

なお、この記事に出てくる金額は、断りがない限りすべて「売上」です。売上から経費を引いたものが「利益」で、この2つは分けて書きます。

月ごとの売上の推移

月 月間売上 主な出来事
1か月目 0円 ブログ開設
2か月目 1,000円 ライティング開始
3か月目 1.5万円 初めて安定した執筆案件
4か月目 4.5万円 物販開始
5か月目 7万円 アフィリエイト開始
6か月目 10万円 制作の仕事を学び始める
7か月目 16万円 ライティングの継続案件が増加
8か月目 24万円 初の制作案件
9か月目 20万円 物販の不振と制作案件の空白
10か月目 48万円 制作の紹介案件を獲得
11か月目 39万円 繰り返し受注とブログ収益の成長
12か月目 112万円 複数案件の納品が集中

副業開始からの月別売上

1年間の売上合計は約282万円です。ただし、これは経費を引く前の金額です。たとえば物販は、売上18万円に対して仕入れや手数料などの経費が14.9万円かかり、利益は3.1万円でした(12か月目の内訳は後半で公開します)。「売上=手元に残るお金」ではない点は、最初に押さえておいてください。

前半(1〜6か月目):ほとんど稼げない時期

ブログは最初の3か月、ほぼ無収入だった

最初に始めたのはブログです。結果は、最初の3か月はほぼ無収入でした。

  • 検索で読まれる順位が上がらず、記事を書くことに苦戦した
  • 記事の数だけを増やしても、収益は伸びないと気づいた

ブログ単体では食べていけないと早めに見切りをつけ、2か月目から文章を書く仕事(ライティング)を始めました。これが最初の収入源になります。

2か月目の売上1,000円は、昼食1回分くらいの小さい金額ですが、「自分の作業がお金に変わった」最初の経験でした。

副業を1つずつ増やしていった

  • 3か月目:ライティングで初めて安定した執筆案件が取れた
  • 4か月目:物販を開始。仕入れ判断を誤って在庫を抱える失敗もした
  • 5か月目:ブログでの紹介報酬(アフィリエイト)を開始。ただし、記事を書いても成果が出ない期間が続いた
  • 6か月目:売上が月10万円に届いた一方で、より単価の高い制作の仕事を学び始めた

この時期に意識したのは、始めた順番です。初期費用が小さく、失敗しても痛手の少ないものから順に試しました。各副業の初期費用は、ブログ1.8万円、ライティング0.5万円、物販5.5万円、紹介報酬0.3万円、制作2.8万円で、合計10.9万円です。

後半(7〜12か月目):伸びた月と、落ちた月

9か月目は売上が落ちた

順調に見える後半にも、落ち込みがありました。9か月目の売上は20万円で、前月の24万円から下がっています。

  • 物販が不振だった
  • 制作の仕事に空白の期間ができた

副業の売上は、本業の給料と違って毎月安定しません。「先月より下がった」こと自体は異常ではなく、受注の波だと受け止められるかどうかが、続けるうえで大事でした。

本業の給料が毎月決まって届く定期便だとすれば、副業の売上は天気のようなもので、晴れる月もあれば雨の月もあります。

12か月目の112万円は「例外的な月」です

12か月目の売上112万円の内訳は次のとおりです。

副業 売上 経費 利益
制作 70万円 9.5万円 60.5万円
ライティング 15万円 0.6万円 14.4万円
物販 18万円 14.9万円 3.1万円
紹介報酬 7万円 0.4万円 6.6万円
ブログ広告 2万円 0.6万円 1.4万円
合計 112万円 26万円 86万円

12か月目の売上と利益(副業別)

制作70万円の中身は、会社サイトの制作35万円、小規模な店舗サイトの制作25万円、既存のお客さまのサイト改修・保守10万円です。この月は、前月以前から進めていた案件の納品と入金がたまたま重なりました。

繰り返しになりますが、112万円は「最高の月の記録」であって、私の通常の月収ではありません。一般的な副業初心者が1年で届く標準的な金額として読まないでください。

1年目で分かった、3つのこと

  1. 売上と利益は別物:物販のように「売上は大きいが利益は小さい」副業があります。判断材料にするなら利益と、かかった時間を見るべきです
  2. 最初の1万円までの早さは副業ごとに違う:私の場合、初期費用を含めた累計の収支がプラス1万円に届くまでの期間は、ライティングが開始から約2か月、制作が約3か月、物販が約3か月、紹介報酬が約5か月、ブログ広告が約10か月でした。ブログは一番遅かった
  3. 失敗は「向いていないサイン」ではなく「順番の情報」:ブログで稼げなかった経験が、ライティングという次の選択につながりました。副業には向き不向きがあるので、1つで止まらず、合うものを探す進め方が合っていました

次の行動

この記事を読んで「自分も始めてみたい」と思ったら、いきなり大きく始める必要はありません。

ステップ やること
1 まず副業データベースで、初期費用が小さく、家でできる副業を2〜3個に絞って比べてみてください
2 絞ったら、各副業の「最初の1万円までの道筋」を見て、自分の生活時間に合うものから小さく始めてください
3 始めたら、売上と経費と利益を分けて記録してください。私の1年目が示すとおり、続けるかどうかは「利益と時間」で判断するのが確実です

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