物販と広告収入の実践記録|売上は大きくても、利益は別だった

物販と広告収入の実践記録|売上は大きくても、利益は別だった 実践記録

結論:物販は月売上18万円でも、残った利益は3.1万円だけでした

先に一番伝えたい結論を書きます。副業開始12か月目、私の物販の売上は18万円でした。

一見すると立派な数字です。ところが、仕入れや手数料、送料などの経費が14.9万円かかり、手元に残った利益は3.1万円だけでした。

逆に、同じ月のブログの成果報酬は売上7万円に対して経費0.4万円で、利益は6.6万円。売上は物販の半分以下なのに、利益は物販の2倍以上です。

この記事のテーマは1つだけです。「売上が大きい=儲かる、ではない」。物販、ブログ広告、成果報酬の3つについて、売上・経費・利益を分けて公開し、私が失敗から学んだことを書きます。

3つの副業の数字まとめ(12か月目)

副業 開始時期 初期費用 売上 経費 利益
物販 4か月目 5.5万円 18万円 14.9万円 3.1万円
成果報酬(アフィリエイト) 5か月目 0.3万円 7万円 0.4万円 6.6万円
ブログ広告 1か月目 1.8万円 2万円 0.6万円 1.4万円

※利益は売上から直接の経費を引いた金額です。税金と私自身の労働時間への対価は引いていません。※成果報酬は、成果が発生した時点ではなく、確定した報酬を基準に集計しています。

物販:売上18万円、経費14.9万円。在庫と発送に振り回された1年

物販を始めたのは4か月目、初期費用は5.5万円でした。扱ったのは中古の家電や小物類です。開始から約3か月(6か月目)で、初期費用を含めた累計収支がプラス1万円に届きました。

物販の失敗は、大きく3つあります。

1つ目は、仕入れ判断の誤りです。「これは売れそうだ」という感覚で仕入れた商品が思うように売れず、在庫を抱えました。

在庫は、置いてある間ずっとお金が眠っている状態です。売れた商品の利益で、売れなかった商品の損失を埋める形になり、効率は大きく下がりました。

2つ目は、売上と利益の混同です。売上が伸びる月ほど仕入れも増えるので、出ていくお金も増えます。

12か月目は売上が18万円まで伸びましたが、経費も14.9万円。利益率は2割を切っています。行列ができても材料費が高くてほとんど残らない飲食店と同じで、売上という数字の大きさに気を取られると、実際の手残りを見誤ります。

3つ目は、作業の負担です。梱包、発送、購入者からの問い合わせ対応は、1件ごとの金額が小さいわりに手間がかかります。9か月目には物販が不振だった時期もあり、「時間をかけて、利益は小さい」という状態が続きました。

それでも物販から得た学びは大きいです。仕入れる前に「いくらで売れて、手数料と送料を引くと、いくら残るか」を計算する習慣は、他の副業でもそのまま役に立っています。

ブログ広告:1年かけても月2万円。でも、コツコツ育つ収入

ブログは副業の最初、1か月目に始めました。初期費用は1.8万円です。今の私の活動の中心はブログを含むメディア運営ですが、その出発点は惨憺たるものでした。

最初の3か月は、ほぼ無収入です。記事を書いても検索で見つけてもらえず、順位は上がりません。

当時は「記事の数を増やせば何とかなる」と考えて量を優先しましたが、収益は伸びませんでした。記事数だけを増やしても意味がないと気づくまで、時間がかかりました。

最初の累計利益1万円に届いたのは、開始から約10か月(10か月目)です。12か月目の広告収入は月2万円、経費0.6万円を引いた利益は1.4万円でした。1年続けてこの金額ですから、効率だけを見れば割に合いません。

ただし、ブログには他の副業にない特徴があります。書いた記事が残り、読み続けられることです。一度植えた木が、後からも実をつけ続けるようなもので、手を止めた日でも記事は働き続けてくれます。

広告収入自体は小さくても、ブログは次の成果報酬の土台にもなっています。

成果報酬:記事を書いても成果が出ない時期が、約5か月続いた

成果報酬の仕組み(アフィリエイト)を始めたのは5か月目、初期費用は0.3万円です。ブログで紹介した品物やサービスが、読者の申し込みや購入につながると報酬が発生する仕組みです。

ここでも、最初の壁は「記事を書いても成果が発生しない」ことでした。読まれているのに申し込みにつながらない。原因を探る中で、紹介するサービスの選び方と、読者が何を知りたくて検索しているのか(検索意図)を調べるようになりました。

もう1つ、実務で知っておくべきなのが「成果の発生と確定は別」という点です。申し込みが発生しても、後で取り消しになれば報酬は確定しません。

発生した金額をそのまま収入だと思って計画を立てると、後でずれが出ます。私の集計は確定した報酬を基準にしています。

最初の累計利益1万円に届いたのは開始から約5か月(9か月目)。12か月目は売上7万円、経費0.4万円、利益6.6万円でした。物販と比べると売上の規模は小さいのに、仕入れや在庫がないため経費がほとんどかからず、利益が残りやすい構造です。

3つを並べて分かったこと:見るべきは「売上」ではなく「利益と手間」

副業 売上の大きさ 利益 手間の特徴
物販 大きい(18万円) 小さい(3.1万円) 仕入れ、在庫、梱包、発送、問い合わせ対応
成果報酬 中くらい(7万円) 大きい(6.6万円) 記事づくりと改善が中心
ブログ広告 小さい(2万円) 小さい(1.4万円) 育つまで約10か月。記事が資産として残る

副業を選ぶとき、つい「月いくら売れたか」という話に目が向きます。私自身がそうでした。けれど実際に続けてみると、大事なのは次の3点でした。

観点 確認すること
利益 経費を引いた利益がいくらか
時間と手間 その利益のために、どれだけの時間と手間がかかるか
負担 在庫や借金のような、抱えると重くなる負担がないか

この物差しで見ると、副業の向き不向きは人によって変わります。手を動かす作業が苦でなく、数字の管理が得意な人には物販も合います。

文章を書くのが苦でなく、成果が出るまで待てる人にはブログと成果報酬が向いています。私の場合は後者でしたが、これはあくまで一人の実践結果です。

次の行動

物販に興味を持った方は、副業データベースの「せどり・転売」と「フリマアプリ販売」のページで、初期費用とリスクを確認してください。ブログや成果報酬が気になる方は「ブログ・アフィリエイト」のページが入口です。

そして、経費が少なく利益が残りやすかった仕事の代表として、Web制作の実践記事もあわせて読むと、「売上・経費・利益」の見え方の違いがよりはっきりします。始める前に、売上ではなく利益と手間で比べる。これが私の1年で得た、一番実用的な学びです。

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